アフィリエイトを始めるなら知っておくべき「アフィリエイトの仕組み」

そもそもアフィリエイトとは、どのような仕組みのビジネスなのでしょうか?

そして、私たちアフィリエイターは、どのような役割をこの社会の中で担っている(その結果、アフィリエイト報酬が得られる)のでしょうか?

あなたは、その仕組みを、本当に理解していると自信を持って言うことができますか?

「広告がクリックされたら儲かる」
(グーグルアドセンスなど、クリック型の報酬システムの場合)

「広告がクリックされて、その結果、商品やサービスが売れたら儲かる」
(楽天アフィリエイト、ASPアフィリエイトなど、成果報酬型のシステムの場合)

などと、一面的な理解の仕方をしていないでしょうか。

もちろん、上記の説明に間違いはありません。

しかし、これだけではアフィリエイターの立場からのみ、アフィリエイトの仕組みを説明したに過ぎません。アフィリエイトビジネスの仕組みの全体像を理解していることにはなりません。

アフィリエイトには、私たち4)アフィリエイター以外にも、

1)広告主
2)一般ユーザー
3)アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)

という主要な登場人物がいます。これから長期的にアフィリエイトビジネスをしていくのなら、1)~4)というすべての登場人物を含めて、アフィリエイトというビジネスモデルの全体像を理解する必要があります。

では、以下に、1)~3)の登場人物が果たす役割を見ていきましょう。

1)広告主

アフィリエイトにおける広告主とは、インターネット上で商品やサービスを販売している企業のことです。

彼らは、自社が販売している商品・サービスを、できるだけたくさん販売したいと思っています。

たくさん販売するためには、世の中の多くの人に商品・サービスのことを知ってもらう必要があります。そのために行うのが広告・宣伝活動です。

しかし、一般の広告(テレビCM、新聞・雑誌などへの広告、交通広告、チラシ、DM、インターネットのバナー広告など)には、欠点があります。

それは、「広告費倒れ」になる可能性があるということです。
(広告の成果は、広告を出す前には分からないためです)

※「広告費倒れ」とは、広告費よりも売上が下回ること。広告を出すことにより、むしろ損が出てしまうこと。

特に昨今のような不況下では、どの企業にも「広告費倒れ」を許容する余裕はありません。

したがって、企業は広告を控えがちになり、その結果、ますます商品・サービスが売れなくなるという悪循環になってしまうのです。

そこで救世主のように登場するのがアフィリエイトの仕組みです。

アフィリエイト広告(成果報酬型の場合)では、商品・サービスが売れた時にだけ広告費を支払えばよいので、企業にとって「広告費倒れ」になる可能性はありません。

私たちアフィリエイターの存在意義は、広告主の商品・サービスを、彼らの代わりに広告・宣伝することによって、企業が恐れる「広告費倒れ」を回避することにあるのです。

これがアフィリエイターが、広告主に対して行う貢献です。その貢献の見返りとして、私たちには売上げの一部(アフィリエイト報酬)が支払われるのです。

2)一般ユーザー

この場合の一般ユーザーとは、インターネット上で、商品・サービスを探している人々のことです。

インターネット上には無数の情報があふれています。その中から、自分が求める情報にたどり着くのは、容易なことでありません。

また、似たような商品・サービスがたくさんあります。たくさん商品がありすぎて、どれを選んでよいのかがわかりません。

探したり選んだりしているうちに、どんどん時間が過ぎていってしまいます。たった1つの商品を見つけるのに、数時間もネットサーフィンを続けなければならない場合もあります。疲れてしまいますね。

一般ユーザーは、自分に最もふさわしい商品・サービスを、なかなか見つけられず困っているのです。

アフィリエイターになろうという志のある私たちは、パソコンやインターネットを使い慣れている方が比較的に多いと思いますので、あまり実感がわかないかもしれません。

しかし、多くの一般ユーザーは、インターネットの中から、自分が求めている情報を見つけ出す能力(Kさんはこれを「検索能力」と読んでいます)が弱いのです。

そこで私たちアフィリエイターが登場します。

アフィリエイターは、「広告主のウェブサイトへの入り口」(私たちが自分のサイトに貼るアフィリエイト広告のことです)を、たくさんインターネット上に設置する役割を担います。

一般ユーザーは、(「検索能力」が低いために)広告主のウェブサイト自体を見つけることはできないかもしれません。

しかし、私たちアフィリエイターが設置した「広告主のウェブサイトへの入り口」を見つけることはできるかもしれません。

もし、私たちが設置する「広告主のウェブサイトへの入り口」が無ければ、そのユーザーは広告主のウェブサイトにたどり着けない可能性が高くなります。
したがって、その広告主の商品・サービスを購入する可能性も減ることになります。
※広告主にしてみれば、発生したかもしれない売上を逃してしまうことになります。

自分が望む商品・サービスを見つけられないユーザーは、この後も、延々とインターネット上を徘徊し続けることになってしまうのです。

上記の話を整理すると、こういうことです。

私たちアフィリエイターは、「広告主のウェブサイトへの入り口」を設置することによって、検索能力の弱いユーザーを助けているのです。

「あなたが欲しい商品・サービスはこれではありませんか? ここをクリックすれば、詳しいページがありますよ」と提案してあげていると言い換えてもよいと思います。

これが私たちアフィリエイターが、一般ユーザーに提供する貢献になります。
(また、当然ながら、広告主のウェブサイトへの入り口を増やすのですから、結果的に広告主の売上増加に貢献していることにもなります。)

 

3)アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)

アフィリエイトサービスプロバイダー(以下、ASPと記載します)は、(インターネット上に無数に存在する)広告主と、(インターネット上に無数に存在する)アフィリエイターを結びつける役割を担っています。

もしASPが無ければ、私たちアフィリエイターは、1つ1つの企業と個別に交渉して、「アフィリエイト広告を出しませんか」と交渉して回らなければならなくなります。

また、成果の発生や報酬の支払いの管理なども、すべて1つ1つの企業に合わせて、個別に行わなければなりません。

実質的に、無数の企業とこのような交渉を行うのは不可能です。

ASPが無ければ、広告主側からすると、自社の商品・サービスを宣伝してくれるアフィリエイターを増やすことができません。

また、アフィリエイター側からすると、宣伝すべき商品・サービスを提供してくれる企業を見つけることができません。
ASPという役割を果たす企業がなければ、現在、行われているインターネット上のアフィリエイトビジネスは、存在しえないのです。

広告主とアフィリエイターは、ASPから上記のような便益を受けています。

その便益の見返りとして、発生した売上の一部を、手数料としてASPに支払うのです。(アフィリエイターにとっては、この手数料は通常は意識されません。ただし、このような手数料がASPの運営を支え、その結果、私たちはASPのサービスを利用できているという事実は知っておくべきでしょう)

 

 

いかがでしょうか?

1)~4)の登場人物が、それぞれ持ちつ持たれつの関係になって、それぞれが提供する便益の代わりに、お金が動いているという仕組みがご理解いただけましたでしょうか。

「自分の広告がクリックされたら儲かる」というような一面的な理解では、アフィリエイトのビジネスを説明しきれるものではないということを、分かっていただけたのではないでしょうか。

私たちは、稼げるアフィリエイターを目指すのですから、自分がこれから参加しようとしているビジネスの仕組みや社会における役割を、しっかりと理解しておくべきだと思います。

その発想が無ければ、「自分だけが儲かればよい」というような「自分勝手なサイト」作りになってしまうでしょう。

「自分勝手なサイト」というのは、

一般ユーザー
広告主
ASP

というアフィリエイトの仕組みにおける他の登場人物たちのことを考えず、ただ、自分のアフィリエイト広告をクリックさせることしか考えられていないサイトのことです。

このような「自分勝手なサイト」でも、短期間稼げることはあるでしょう。
しかし、長期的に見れば、これらのサイトは、ユーザーはもちろんのこと、広告主やASPからも嫌われて広告の停止やASPアカウントの停止に追い込まれたり、検索エンジンの表示順位が下がったり、最悪の場合、検索エンジンのデータベースからも除外されてしまうことになるでしょう。

これでは、私たちの望む長期的な利益を生み出すことができません。

また、長期的に、仕事として、アフィリエイトを行っていこうとするときに、アフィリエイトの社会における意義・役割を理解することは、極めて大事だと私は考えています。

仕事というものは、すべてがいつも思い通りにいくわけでもなく、辛い思いや挫折を経験することもあります。

しかし、心が折れそうになる時でも、自分が行っている仕事の意義・役割を理解していれば、くじけずにがんばり続けることができるからです。

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